【Android】定期的にサイト情報を取得1
~アプリのひな型作成~
サイト情報を定期的に取得したい時があります。
例えば、引っ越し先を探すために不動産のサイトで賃貸物件を探す時です。
良い家を見つけた時には既に申し込みが入っていたりしますが、仕事で忙しいし、常に自分でサイトにアクセスし続けるわけにはいきません。
そこで、サイトに定期的にアクセスし、新着物件が登録されたら通知する
というようなプログラムを作りたいと思います。
※サイトに迷惑をかけないよう、アクセス回数は1時間に1回程度にします。1秒に1回、またはそれ以上のアクセスを行うとサイトに負荷がかかり、場合によっては逮捕されることもあるようです。実際、過去に私が担当していたシステムではプログラムからのアクセスで負荷がかかり、動作が遅くなることがありました。その時は対象会員のアクセスを拒否したりして対応しましたが、そもそも迷惑になる頻度でアクセスするのはやめましょう。
定期的にプログラムがサイトにアクセスするには、プログラムが常に動いている環境が必要となるわけです。
本サイトのように、サーバーを借りている人はサーバー上でプログラムを動かせばいいのですが、もっとお手軽にプログラムを動かせないか考えました。
そこで、使わなくなったスマートフォンをサーバーの代わりにすればいいということで、自宅に誰も使わずに転がっていたAndroidスマホでプログラムを動かす方法を、備忘録として記載していきます。
必要な機能を考えると、以下の4つが必要となりそうです。
- サイトにアクセスし、情報を取得する
- サイト情報の差分を検知する
- 差分があったら通知する
- 上記機能を定期的に実行する
イメージとしては以下のような感じです。
4つの機能については次回から実装したいと思います。今回は、Androidプログラムのひな型を整えます。
前回、android studioでひな型を作ったように今回もひな型を作ります。
「New Project」から「Basic Activity」を選択しましょう。
適当な名前を付けて「Finish」をクリックすると、また何やらダウンロードが始まりプロジェクトが作成されます。
前回エミュレータを作成しているため、右上の「▶」をクリックするとPC上でアプリの動作が確認できます。
今回は以上です。
次回は、サイトにアクセスする処理を作成します。